翻訳家
翻訳と深い関わりのある職業なのが翻訳家である。
でも、具体的に翻訳家がどのような仕事をしているのか、どのようにして翻訳家になれるのかはあまり知られていないような気がします。
翻訳家について詳しくみていきましょう。
翻訳の仕事といっても多くの種類の翻訳の仕事が存在する。
翻訳を一つの種類に断定することは出来ない業種である。
まずは、出版翻訳という種類がある。
この出版翻訳とは、外国で発行された書籍を日本語に翻訳して日本でその本を発行出来るようにする仕事である。
本にはたくさんの種類の物語がある。
例えば、ラブロマンス、ミステリー、SF、ホラー、ファンタジー、自伝、歴史などなどまだまだたくさんの種類が存在する。
そんな本を翻訳することが出版翻訳と言い、多くの翻訳家が活躍している。
文芸関係以外の書籍で、専門知識がいる本や、政治経済について書かれた本、哲学、ライフスタイルなど本には本当に多くの種類が存在します。
それらの本を翻訳するためには専門知識が必要不可欠であり、翻訳経験があまりない人でも専門的な分野に精通していればその分野での知識が大いに役立ち、翻訳する上で大きな力となります。
このように多くの種類が存在する書籍。
日本では毎年多くの本が翻訳され本屋さんの店頭に並んでいます。
たくさんの本が発行されているということはそれだけ翻訳する機会も多くなり、翻訳家が必要となる場面も増えてくるのが当然の流れと言えるでしょう。
翻訳家の数が足りなくなり、未熟な翻訳家にまで翻訳の依頼がなされているのが現状です。
本当に優秀な翻訳家が育たなくなっているデメリットも生まれます。
翻訳家の主な収入源
出版翻訳で収入を得ている翻訳家の主な収入源は、印税である。
印税の金額は刷られた本の部数によって大きく変動してきます。
印税の計算は、本の定価×印税率×刷られた部数で決まってきます。
印税率はだいたいが8パーセントと設定されてはいるが、中小の出版企業などではこれを下回る印税率を設定している企業もみられる。
刷られた本の数が増えれば増えるほど翻訳家が貰える報酬も増える仕組みになっている。
しかし、最近の出版業界の傾向として初版で1万部を超える作品は稀であり、本屋市場の流れが激しく次々に本が入れ替わり、増刷されることはほとんどなくなってきている。
翻訳した本が運よくベストセラー・ミリオンセラーになれば数千万円単位の印税が入ってくるが、なかなかベストセラーが生まれることも少ない。
翻訳の世界で翻訳だけでご飯を食べていける翻訳家は数えるほどしかいないのが現状です。
出版翻訳世界は実力主義であり、若いから、経験が浅いからなどの理由で翻訳が断られることはなく、実力さえあれば何十年と翻訳をしている翻訳家よりうまいことだってありえます。
現に、実力のある人気翻訳家はあちらこちらから声が掛かっていて、今後何年間もスケジュールが埋まっている翻訳家もいます。
このように出版翻訳に携わる翻訳家は実力主義の世界で戦っています。
翻訳をした本が売れなければ収入は少なくなり、ベストセラーにでもなれば何年も楽に暮らしていける収入が一気に入る。
まるで冒険で宝探しに出かけているような感覚である。
多くの翻訳家が活躍している出版翻訳業界で満足いく収入を得ている人は少なく、人気のある翻訳家との差が格段にあります。